長友所属のインテルDFラノッキア、ユヴェントスからのオファー拒否

ブラジルW杯の伊代表本大会登録メンバー23名からはずれたDFラノッキア　　[写真]＝Getty Images

　インテルのイタリア人DFアンドレア・ラノッキアが、ユヴェントスへの移籍を拒否したと16日、イタリア紙『ガッゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。

　ブラジル・ワールドカップを戦うイタリア代表の補欠要員だったラノッキアについては、アレッツォとバーリでプレーしていた当時の指揮官でもあるユヴェントスのアントニオ・コンテ監督が高く評価し、獲得を望んでいるという。しかし、同選手はコンテの要望を受けれ入れず、移籍を拒否した模様だ。

　来シーズンのキャプテン候補の一人にも挙がっているラノッキアは2015年6月30日で契約が切れ、今後は3年の契約更新に向けてインテルと交渉が行われる見通し。ただし、インテルから提示される年俸は現状に近い金額で、ユヴェントスから提示された金額を下回る模様だ。契約更新は近いとみられ、インテルが新シーズンに向けてトレーニングを再開する6月30日以降に新契約が締結される見通しとなっている。

　一方、アルゼンチン代表DFウーゴ・カンパニャーロは、退団の可能性があると、同日にイタリアメディア『Sportitalia』によって報じられた。ブラジル・ワールドカップに出場しているカンパニャーロにフィオレンティーナとアトレティコ・マドリードが獲得に関心を持っていることが伝えられている。