日本代表MF本田圭佑が所属するミランは10日、約4000人のサポーターが集まった新クラブハウス『カーザ・ミラン』前の広場で、プレゼンテーションを行い、フィリッポ・インザーギ新監督がシーズンに向けての抱負を語った。
インザーギ監督は、本田について「彼はまだ到着していないが、ニューヨークでチームに合流する。私が好きな選手で、彼はプロフェッショナルだ。3トップで我々が戦うなら、恐らく右サイドでプレーするはずだが、攻撃的ミッドフィルダーとしてもプレーできるだろう。だが、これらは技術的な部分の詳細であり、ポジションについてはどうなるか今後を見てみようじゃないか」と話している。
また、インザーギ監督は「昨シーズンは、このクラブが最も多くタイトルを獲得してきたクラブであるということを忘れてしまっていた。ミランは、勝者に戻らなければならない」とミランが常勝軍団であることを強調すると、移籍の可能性も挙がっているイタリア代表FWマリオ・バロテッリについては「我々ミランとイタリアにとっての財産。彼の能力を十分に発揮させることが、私にとっての宿題だ」と話した。