ローマ、モナコのカラスコ獲得へ…シャキリ移籍はバイエルンが否定

　ローマが、モナコのU－21ベルギー代表MFヤニック・フェレイラ・カラスコと、バイエルンのスイス代表MFシェルダン・シャキリの獲得に動いてようだ。イタリア紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。

　今夏の移籍市場において前線の補強を狙うローマは、20歳ながら2013－2014シーズンのモナコで準レギュラーの役割を担ったカラスコの獲得に迫っている。同紙によると、550万ユーロ（約7億6000万円）の条件で合意が間近になっているという。

　また、ローマは、ブラジル・ワールドカップのホンジュラス代表戦でハットトリックを達成するなどの活躍を見せたシャキリの獲得も目指しているようだ。現在、バイエルンはシャキリの放出条件を2000万ユーロ（約27億6000万円）に設定しているが、1600万ユーロ（約22億円）での獲得を目指すローマは、バイエルンが獲得を狙うモロッコ代表DFメージ・ベナティアを交渉材料に、移籍金の減額を目指している模様。なお、ドイツ誌『キッカー』は14日、バイエルンのスポーツ・ディレクターを務めるマティアス・ザマー氏が、シャキリの放出を否定したと伝えている。

　その一方でローマは、13日にU－20イタリア代表MFヴァレリオ・ヴェッレを90万ユーロ（約1億2000万円）でウディネーゼに売却するなど、余剰戦力の整理にも励んでいる。

（記事／超ワールドサッカー）