ユーヴェに激震、リーグ3連覇のコンテ監督が突然の退任…後任未定

　ユヴェントスは15日、2011年の夏からチームを指揮しているアントニオ・コンテ監督が、双方の合意の下で退任することをクラブの公式HPで発表した。なお、後任については明かされていない。

　2011年の夏にルイージ・デル・ネーリ前監督の後任としてユヴェントス指揮官の座に就いたコンテ監督は、就任初年度から23勝15分、無敗という圧倒的な成績を叩き出し、2002－2003シーズン以来となるセリエA優勝に貢献。その後も、セリエAで圧倒的な力の差を見せ付け、2013－2014シーズンには、ヨーロッパ主要リーグの新記録である勝ち点102を記録し、チームをリーグ3連覇へと導いた。

　就任から3年で名門復活を見事に成し遂げてみせたコンテ監督に対してユヴェントスは、2015年までとなっていた契約期間の延長を打診したとイタリア複数のメディアに報じられた。しかし、コンテ監督はこのオファーを拒否したとみられ、契約交渉は暗礁に乗り上げたと伝えられていた。

　だが、ユヴェントス側は5月19日にクラブの公式ツイッターでコンテ監督の続投を発表。契約延長で合意に至らなかったものの、クラブ側はコンテ監督が契約満了となる2014-2015シーズン終了まで指揮することを公表していた。

（記事／超ワールドサッカー）