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アッレグリ新監督、ピルロとの確執を否定「最高の関係にある」

2014.07.17

2010-11シーズンから2014年1月までミランを指揮したアッレグリ監督 [写真]=Getty Images

 ユヴェントス新監督に就任したマッシミリアーノ・アッレグリ氏が16日、就任会見に臨んだ。

 ジュゼッペ・マロッタ・ゼネラルマネージャーと同席したアッレグリ監督は、突然の監督就任に「青天の霹靂だった」と驚きを隠さずに語ると「この招へいがとても重要であることは分かっている。歴史、伝統、現在と未来、そして、セリエA3連覇を私は受け継ぐ。他のクラブのベンチに就いていた時もあるが、このクラブを成長させるために私はこの場にいる。この5年で、ミランを指揮し、そしてユヴェントスの指揮官に就任した。私は恵まれていると思う。とても光栄であり、勝利し続けるための大きなモチベーションを持っている」と続けた。

 また、日本代表MF本田圭佑が所属するミランの元指揮官とあって、多くのサポーターから懐疑的な声が挙がっている点については「サポーターの気持ちは理解できる。1日ですべてが変わり、選手として監督としてユヴェントスのために象徴となったアントニオ・コンテが去ってしまったのだから。サポーターの支持は、このクラブにふさわしいレベルを保ち、できればさらにレベルを上げながら、ハードワークし、規則を守り、プロフェッショナルな精神を見せ、結果を出すことで勝ち取りたい」と勝利を得ることでサポーターの反発を打ち消したいと主張した。

 そして、ミランを指揮した時代に確執があったとされるイタリア代表MFアンドレア・ピルロについては「アンドレアとは最高の関係にある。連絡はとっていない。なぜなら私は2時間前までユーヴェの指揮官ではなかったからだ。アンドレアは昔も今も超一流のスーパースター。ミランでは私の下で常にプレーし、ミランでもユーヴェでも忘れることのできない年月を過ごした。ミランではアンドレアは続けてけがをし、チームに復帰することに苦労した。そして最後に彼は私たちが別れる決断を下した。あれから3年、再び彼を迎える幸運に恵まれた。アンドレアのクオリティーについて私は意見を闘わせたことなど一度もないし、それはこれからもないだろう」と話し、ピルロとの関係が問題ないことを強調している。

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