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本田途中出場のミラン、3試合で10失点…リヴァプールが完封勝利

2014.08.03

リヴァプールがミランを破った [写真]=Liverpool FC via Getty Images

 プレシーズンマッチ「インターナショナル・チャンピオンズカップ」のグループB第6試合が2日に行われ、リヴァプールと日本代表MF本田圭佑ミランが対戦。本田はベンチスタートだった。

 7月27日の初戦でオリンピアコスを1-0で破ったリヴァプールは、30日の第2戦でマンチェスター・CをPK戦の末に撃破。1試合を残して勝ち点5としている。2日にオリンピアコスがマンチェスター・CをPK戦で破ったことにより、同勝ち点で3チームが並んだが、直接対決での成績で上回るリヴァプールが首位を確定。ミラン戦の結果にかかわらず、決勝に進むことが決まった。

 リヴァプールは今節、ラヒム・スターリングやジョーダン・ヘンダーソンらが先発出場。サウサンプトンから新加入のリッキー・ランバートも前線で先発メンバーに名を連ねた。

 一方のミランは、24日の初戦でオリンピアコスに0-3と完敗。第2戦ではマンチェスター・Cに1-5と大敗を喫している。ジャンパオロ・パッツィーニが3トップの中央に入り、右にエムベイェ・ニアン、左にステファン・エル・シャーラウィが並んだ。

 先制したのはリヴァプールだった。17分、ミランの自陣でのビルドアップにジョー・アレンがプレスをかけ、マイケル・エッシェンからボールを奪う。アレンのシュートは左ポストに弾かれ、こぼれ球に詰めたスターリングのシュートもGKクリスティアン・アッビアーティに阻まれたが、最後はアレンがシュートを決めた。さらに27分、リヴァプールはPKを獲得したが、ランバートのシュートはGKアッビアーティにセーブされた。前半は1-0で終了した。

 ミランは後半開始からマリオ・バロテッリを投入し、1トップに据えた。66分には、本田ら3選手が途中出場。本田は右ウイングの位置に入った。78分、本田はセンターサークル付近へカットインすると、最終ラインの背後へ浮き球のパス。走り込んでいたニアンに渡り、ペナルティーエリアに入ってシュートを放ったが、相手GKに阻まれて得点はならなかった。

 リヴァプールは89分、左サイドのフィリペ・コウチーニョに展開したスソがペナルティーエリア手前でリターンパスを受けると、左足ダイレクトでゴール右隅に決めた。試合は2-0で終了。リヴァプールが完封勝利を収めた。ミランは3連敗で、得点1、失点10という結果で大会を終えた。

 インターナショナル・チャンピオンズカップには8クラブが参加。2グループに分かれての1次リーグ全日程が終了し、グループB首位のリヴァプールは、8月4日の決勝で日本代表MF香川真司のマンチェスター・Uと対戦する。

【スコア】
リヴァプール 2-0 ミラン

【得点者】
1-0 17分 アレン(リヴァプール
2-0 89分 スソ(リヴァプール


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