バルセロナとナポリが6日、スイスのジュネーブで親善試合を行った。
3試合目のプレシーズンマッチとなるバルセロナは、2日に行われたニース戦(1-1のドロー)のスタメンから4選手を変更。新戦力のチリ代表GKクラウディオ・ブラボやクロアチア代表MFイヴァン・ラキティッチを初めて先発で起用した。それ以外では、アンドレス・イニエスタやジェラール・ピケ、セルヒオ・ブスケッツ、ペドロ・ロドリゲスといったスペイン代表に名を連ねる主力を引き続き起用した。
試合は、バルセロナが立ち上がりからボールを保持したものの、16分にピンチを迎える。マレク・ハムシクに決定的なヘディングシュートを放たれるが、これはGKブラボがセーブ。
その後、バルセロナは18歳のムニル・エル・アダディが2度の決定機を迎えたが、ナポリのGKラファエルの好守に阻まれ、得点を挙げることはできない。結局、前半はゴールレスで終了した。
迎えた後半も前半と同じメンバーで臨んだバルセロナは、積極的にミドルシュートを放ってナポリのゴールに迫ったが、スコアを動かすことはできない。60分には6選手を変更。イニエスタやピケ、ブスケッツといった主力を下げ、バルセロナBの選手たちを多数投入した。
その後も攻めあぐねたバルセロナは80分に失点を喫する。ブレリム・ジェマイリの強烈なミドルシュートをGKブラボが弾ききれず、ボールはゴールに吸い込まれた。結局、バルセロナは0-1で敗れ、プレシーズンマッチ3戦目で初黒星を喫している。
【スコア】
ナポリ 1-0 バルセロナ
【得点者】
1-0 80分 ジェマイリ
(記事/超ワールドサッカー)