ボレーシュートを決めたインテルFWオスヴァルド [写真]=Inter/Inter via Getty Images
セリエA第4節が24日に行われ、DF長友佑都が所属するインテルとアタランタが対戦。長友はベンチスタートだった。
1勝2分けで6位につけるインテルは、ホームに1勝1敗1分けで8位に位置するアタランタを迎えての一戦。
インテルは7分、ペナルティエリア手前のゴール正面でFKを得ると、フレディ・グアリンが地を這うようなシュートを放つが、これはDFがブロック。そのプレーで得たCKでは、こぼれ球に反応したガリー・メデルがミドルシュートを放つが、これもわずかに枠をとらえられず得点を奪うことができない。
さらに16分、CKからフリーとなったネマニャ・ヴィディッチが合わせるもこれは右ポストに直撃。17分には、マテオ・コヴァチッチからのスルーパスに抜け出した、ロドリゴ・パラシオがペナルティエリア内に侵入しシュートを放つも、GKがセーブしゴールとはならなかった。
インテルは、25分にマウロ・イカルディが負傷交代。代わってパブロ・オスヴァルドが入った。28分にインテルは、FKの流れからアンドレア・ラノッキアが倒されPKを獲得。パラシオが右隅を狙うも、アタランタGKの読みが的中し、ゴール獲得とはならなった。しかし40分、インテルが右サイドからのFKに、オスヴァルドが倒れこみながらボレーで合わせてネットを揺らし先制に成功した。
後半に入って、ゴールが欲しいアタランタは70分に、左サイドからクロスを入れると、ファーサイドにいたマルセロ・エスティガリビアが合わせるが枠をわずかに右に逸れる。84分には、アタランタのクリアをカットしたインテルのメデルが、ペナルティエリア手前から自らミドルシュートを打つが、ボールはわずかにクロスバーの上に。
直後の85分に、ペナルティエリア手前でDF3人に囲まれながらも、ドリブルを仕掛けたオスヴァルドがFKを獲得。ゴール正面でのFKにエルナレスが、直接ゴール右上に突き刺して追加点を挙げた。
試合はそのまま終了。インテルは、最後までアタランタの反撃を許さず、2-0の完封勝利で今シーズン2勝目を挙げた。長友に出番はなかった。