移籍後初ゴールのモラタ、同郷の先輩に感謝「ジョレンテのおかげ」

　ユヴェントスは27日、アウェーでセリエA第5節アタランタ戦を戦い3－0で勝利した。この試合でユヴェントス移籍後初ゴールを決めたU－21スペイン代表FWアルバロ・モラタが試合後のインタビューに応えた。同日付のイタリア紙『トゥットスポルト』がコメントを伝えている。

　ベンチスタートとなったモラタはFWカルロス・テベスの2ゴールで2点をリードして迎えた67分に途中出場。すると83分、同じく途中出場のアルゼンチン代表MFロベルト・ペレイラのクロスに飛び込み、ヘディングで移籍後初ゴールを記録した。

　今シーズン初挑戦となるセリエAでの3試合目でついにゴールを決めたモラタは「チームの勝利と僕の初ゴールもあって、とても嬉しいよ。チームメイトのみんなに感謝したい。異なるリーグの環境にすぐに慣れることは簡単じゃないんだ」と開幕5連勝となったチームの勝利と自身のゴールを喜んでいる。

　同じスペイン人の先輩であるFWフェルナンド・ジョレンテについて問われると「彼はものすごいプレーヤーであり、偉大なパーソナリティを備えている。フィールドでの動きも教えてもらったし、このクラブに入団するにあたって本当に色々と助けてもらった。よく一緒にご飯を食べに行くし、遠征の時はホテルのルームメイトなんだ。とてもラッキーだよ。彼には本当に感謝している」とここまで環境に順応出来ているのは、ジョレンテのおかげであることを明かした。

　元ユヴェントスの監督でもあり、レアル・マドリードで指導を受けたカルロ・アンチェロッティ監督について「彼に指導してもらえたことは、本当に良かった。彼は僕に『それでいい。君は攻撃において複数の役割をこなすことが出来る』って言ってくれたんだ」と同監督の言葉が自信を与えてくれたことを語っている。

　ユヴェントスは10月1日に、チャンピオンズリーグ・グループステージ第2節のアトレティコ・マドリード戦をアウェーで迎える。昨シーズンまで同じ街のライバルでプレーしていたモラタは「チャンピオンズリーグにおいては、どんな相手でも対峙するのが難しい。僕はアトレティコの強さをよく知っている。そしてユーヴェも知ることになる。僕たちはリーガ・エスパニョーラのチャンピオンチームと戦うんだ」と、昨シーズンのリーガ・エスパニョーラ王者であり、CL準優勝チームである強敵に対し警戒心を表した。