プロ選手としての本田を絶賛するインザーギ「生き方のお手本の一つ」

　今シーズンからミランを率いることになったフィリッポ・インザーギ監督が、10月31日に発売された雑誌『CALCiO 2002／2014年12月号』内のインタビューにて、同クラブに所属する日本代表MF本田圭佑について語った。

　常々、本田のサッカー選手、いち人間としての姿勢や精神面を称えているインザーギ監督は、「実に優秀な青年だ。礼儀正しいし、プロ意識も高い。プライベートであっても、間違いを起こすことはまず考えられないね」と、改めて一人の青年としての本田に賛辞を送る。

　以前に『若い選手はホンダのことを模範としてほしい』と話したことについての真意を問われると、「サッカーを仕事にして生きるというのはどういうことか。その生き方のお手本の一つがホンダだと思う。『ただ今を楽しく生きられればそれでいい』なんて思っている若い選手は、いずれ必ず大きな過ちを犯す。ホンダが一日をどう過ごしているか、それを観察すれば、若い選手には良い教訓になるだろう。そういう意味での発言だよ」と回答。その姿勢を絶賛している。

　ピッチ外では、ファッションが度々注目されている本田だが、インザーギ監督は、「ああいうファッションが似合うのは少々うらやましいよ」と笑うと、「彼は本当にエレガントだ。常にスーツを着ているし、サングラスや腕時計にもこだわりを持っている。自分のイメージにも気を配っているということだろう。僕からすれば何の問題もない」とコメントしている。

　インザーギ監督は本誌内のインタビューで、自身の監督としてのキャリアや姿勢、本田の具体的な起用法などについても触れている。