DF長友佑都が所属するインテルが、アーセナル所属のコスタリカ代表FWジョエル・キャンベルを獲得候補にリストアップしていることが明らかになった。12日付のイタリア・メディア『Sky』が報じている。
今シーズン、3年ぶりにアーセナルに復帰したキャンベルは、ここまでリーグ戦2試合に途中出場と満足にプレー出来ておらず、出場機会を求めているようだ。
一方のインテルはセリエAの9位に沈んでおり、後半戦に向けて補強が急務になっている。そこでインテルは、アーセナルに対し700万ポンド(約12億7000万円)の買取オプション付きレンタル移籍で、キャンベルの獲得を打診したとみられている。
現在22歳のキャンベルは、2011年からアーセナルに所属するものの、ロリアン、ベティス、オリンピアコスと3シーズン連続でレンタルでの武者修行に出ていたが、今夏に行われたブラジル・ワールドカップではコスタリカ代表として出場し、グループリーグ初戦のウルグアイ代表戦で得点をあげるなど、同国史上初のベスト8進出に貢献していた。
また、インテルはアーセナルとの交渉が決裂した場合に備え、同じくアーセナル所属のドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ、リヴァプール所属のイタリア人FWファビオ・ボリーニも獲得候補にあげていると伝えられている。