長友のインテル、マンチーニ氏の新監督就任を発表…6年ぶり復帰

マンチーニ

インテルの新監督就任が決まったマンチーニ氏 [写真]=Getty Images

 日本代表DF長友佑都所属のインテルは14日、クラブ公式HPにてロベルト・マンチーニ氏の新監督就任を発表した。

 インテルは同日、ヴァルテル・マッツァーリ監督の解任を発表。大手メディア『スカイスポーツ』などが新監督候補としてマンチーニ氏の名前を挙げていた。

 監督交代にあたり、エリック・トヒル会長は「私はヴァルテル・マッツァーリ氏を解任するという難しい決断を下した。クラブの経営陣と協議して行き着いた結論だ。この決断は難しかった。彼は信念と情熱を持って、休むことなく自分を犠牲にしてインテルのために仕事をしてきた。彼のこれまでの努力に心からお礼を述べたいと思う」と前任者への感謝を述べたうえで、 「しかしながら、我々の目標はヨーロッパでもトップクラブの1つとして地位を取り戻すこと、そしてしかるべき場所に戻ることだ。だからこそ私は、再びロベルト・マンチーニを迎え入れることを非常に喜んでいる。彼がこれまでインテルと他のクラブで達成した記録、国際的な経験力、成功に対するどん欲な姿勢はチームを次のレベルへと引き上げてくれる」と話した。

 マンチーニ氏は1964年生まれの49歳。現役時代はボローニャやサンプドリア、ラツィオなどで活躍した。現役引退後は指導者に転身し、2001年にフィオレンティーナの監督に就任。2002年にはラツィオで監督を務め、2004年からはインテルの指揮を執った。2008年10月に退任した後は、2009年12月からマンチェスター・Cを指揮。2013年9月からはガラタサライを率いていたが、今年6月に退任した。今回のインテル復帰は約6年ぶりとなる。

 今シーズン、インテルはセリエA第11節を終えて4勝4分け3敗、勝ち点16で9位に低迷。首位ユヴェントスとの勝ち点差は12に開き、チャンピオンズリーグ出場圏内の3位ナポリにも5差をつけられている。9日の第11節ヴェローナ戦では、終了間際に同点弾を奪われて2-2の引き分け。リーグ戦2試合勝利なしとなっている。

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