セリエA第12節が23日に行われる。日本代表FW本田圭佑のミランは、DF長友佑都のインテルとの“ミラノ・ダービー”を迎える。同試合で、オランダ代表MFナイジェル・デ・ヨングとDFイニャツィオ・アバーテの欠場が濃厚であることが明らかになった。21日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
セリエA通算213回目の“ミラノ・ダービー”を迎えるミランは、20日の練習の様子から、従来の「4-3-3」から「4-2-3-1」のフォーメーションで臨むと予想されている。しかし、中盤の要となるデ・ヨングは、オランダ代表に合流した際にハムストリングを痛めており、ベンチ入りこそ果たせそうだが、実際に試合に出場できるかは不透明である。
また、同じく負傷で離脱中のアバーテも同試合には間に合わない見込みで、右サイドバックの位置には、本来センターバックが本職のDFアディル・ラミが入ると推測される。両者が欠場となれば、ミランにとっては厳しいチーム状況となりそうだ。
なおミランはフォーメーション変更にともない、本田はベンチスタート、ロベルト・マンチーニ監督が初采配をとるインテルの長友は右サイドバックでの先発出場が見込まれている。