ナポリ戦に臨んだカリアリのゼマン監督 [写真]=Getty Images
セリエA第12節が23日に行われ、カリアリはアウェーでナポリと戦い3-3の引き分けで試合を終えた。カリアリを率いるズデネク・ゼマン監督が、試合後にイタリアメディア『スカイ』のインタビューで見解を述べている。
カリアリは同試合、0-2とリードを奪われる苦しい試合展開の中、3-3の引き分けに持ち込んだ。ゼマン監督は「ナポリは攻撃に(ゴンサーロ・)イグアインや(ホセ・)カジェホンといったような重要な選手をそろえている。彼らは私にとって怪物だ」と対戦相手を称賛したが、「しかし、ナポリにはレジスタがいない。チームを統率し、パスを配給できる選手だ。それを(カリドゥ・)クリバリがしなければならないが、彼は攻撃陣から遠く、最終ラインからそれをやっている。どうやってバランスを取るか?相手よりゴールを多く奪えば、バランスなど関係ない」と述べ、ナポリに司令塔が不在であると苦言を呈した。
2度のリードを追い付いた試合については「メンタルにとって重要な勝ち点1。今日のような試合ができれば、どんな相手も困難にすることができる。最初の20分は動きが止まっていた。先制点を喫したゴールでは、40メートルもスローインを投げるなんて想像することは難しい」とコメントし、強豪から奪った勝ち点1に大きな自信を得たことを明かしている。
カリアリは次節、30日にフィオレンティーナをホームに迎えて対戦する。