チャンピオンズリーグ・グループステージ第5節が25日に行われ、グループEではCSKAモスクワとローマが対戦し、1-1の引き分けで終わった。ローマ所属の元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティが試合後、イタリアメディア『スカイ』のインタビューに応じている。
ローマは、主将トッティがFKから強烈なシュートをねじ込み先制点を決めて、チャンピオンズリーグの最年長得点記録を更新。しかし、終了直前に痛恨の同点弾を喫し、1-1の引き分けで試合を終えている。
トッティはインタビューで「前半は良い戦いをした。だが、良いチームであれば、ここロシアで良い試合をしなければならない」と勝利すべき試合だったと語ると、「とりわけ、リードを奪ったのであれば、最良の方法でリードを保つ術を持っていなければいけない。残念ながら我々はリードを保てず、最後の5秒で同点弾を喫してしまった」と、終了目前で同点に持ち込まれたことを悔やんだ。
さらに同選手は「今日の試合は、酷いピッチのせいで、シュートパスをつないだサッカーをするのはとても困難であったとしても、言い訳はしてはならない。我々は自分たちの試合をし、本当に勝ち点3が欲しかった。この最後の失点は誰も予想していなかたもので残念でならない。なぜなら、試合はもう終わったものだと思っていたからだ」と語り、試合を振り返っている。
そして最後には「今日はタイソンから一撃を食らったようだ。残念なことに、思ってもいなかったことだ。自分に関してはパーフェクトだった。自分のゴールで1-0とし、ほぼグループリーグを突破しようとしていたのだから。残念ながら、起こったことが起きてしまった」と言明。元ボクシングのヘビー級王者、マイク・タイソンからパンチを食らったようなダメージの極めて大きい敗戦だと例えてうなだれていた。