元スペイン代表MFアルベルト・リエラが、所属先のウディネーゼで不祥事を起こし、契約を解除されていたことが明らかとなった。29日のイギリス紙『デイリーミラー』など複数メディアが報じた。
かつてエスパニョールやリヴァプールでもプレーしたリエラは、23日にホームで行われたセリエA第12節のキエーボ戦に無断欠席。クラブの調べによると、リエラはスロベニアで行われたポーカーの大会に参加して2位に入り、賞金3000ポンド(約55万円)を獲得していたという。
リエラは最近、怪我から練習に復帰したばかりで、年末のデビューを見据えていたが、27日に契約を解除。それを受けて同選手は「双方合意でウディネーゼとの契約を解消した。技術的な問題じゃない」と自身のツイッターでコメント。さらに「(来年)1月の移籍市場では2度と同じ間違いは繰り返さないし、サッカーでの勝利を楽しみたい」とツイートしている。
リエラは2003年にマジョルカ、2006年にエスパニョルで国王杯優勝を経験し、2011年にはオリンピアコスでギリシャ1部リーグを制し、2012年と2013年にはガラタサライでトルコリーグ2連覇に貢献した。ウディネーゼでセリエA初挑戦だったが、出場は果たせなかった。