レアル指揮官「ポグバはどこでもプレーできるが、レアルではない」

　レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、ユヴェントスに所属するフランス代表MFポール・ポグバへの関心を否定した。19日付のイタリア紙『トゥットスポルト』が報じている。

　監督として、イタリア・サッカー界に殿堂入りを果たしたアンチェロッティ監督は、母国イタリアのサッカーについて「ユヴェントスは首位に値する。他のチームよりも経験で勝り、確実な優勝候補だ」と述べ、冬の王者となったユヴェントスが今シーズンのセリエA優勝候補の筆頭であると明言した。

　前日に行われたリーグ第19節のヴェローナ戦で今シーズン5得点目をあげ、多くのビッグクラブが注目しているポグバについては「どのクラブでもプレーすることはできるが、それはレアルではない。我々は今のところ彼に関心がないからだ」と言及し、獲得の意思がないことを打ち明けた。

　一方、レアル・マドリード・カスティージャの監督を務めるジネディーヌ・ジダン氏は、同胞のポグバについて「個人的にはポグバと面識は無いが、ベスト・プレーヤーは常に誰もがレアルにやってきている」とコメント。優れた選手はレアル・マドリードでプレーすることになるとの見解を示している。

　果たしてポグバが、ユヴェントスからレアル・マドリードへ移籍したジダン氏と同じ道をたどるのか、世界中から注目が集まる。