インテルが獲得を目指すヤヤ・トゥーレ [写真]=Getty Images
インテルが夏の移籍市場の目玉としてマンチェスター・Cに所属するコートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレの獲得を目指していることが明らかになった。24日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
現在赤道ギニアで開催中のアフリカ・ネーションズカップに参加しているY・トゥーレは、マンチェスター・Cとの契約を2017年6月まで残している。しかし同選手は度々移籍を示唆する発言を残している。16日に応えた大手メディア『CNN』のインタビューでも、去就については「(残留するかは)分からない」とコメント。昨夏には“誕生日騒動”でも話題になったが、今夏には本当に移籍が実現するかもしれない。
そんなY・トゥーレの行き先として名前があがったのが日本代表DF長友佑都所属のインテルである。現在インテルを率いるロベルト・マンチーニ監督は、マンチェスター・Cで3シーズンY・トゥーレを指導。マンチーニ監督は中盤の核となる選手を求めており、同選手の獲得を熱望している。
2013年11月に就任したインテルのエリック・トヒル会長は、ここにきてアーセナルからドイツ代表FWルーカス・ポドルスキを、バイエルンからスイス代表MFジェルダン・シャキリを獲得するなど、アジア有数の実業家としての本領を発揮し始めた。ファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)の問題があるため、単純な資産だけで争うことは出来ないが、同会長とマンチーニ監督の対応次第では、ビッグネーム獲得も不可能ではないのかもしれない。