ユヴェントスとの契約を解消したFWジョヴィンコ [写真]=Getty Images
ユヴェントスは2日、イタリア代表FWセバスティアン・ジョヴィンコが契約を解消し、MLS(メジャーリーグ・サッカー)のトロントFCへの移籍を完了させたと、クラブ公式サイトで発表した。
トロントへの移籍は1月19日に発表されていたジョヴィンコ。ユヴェントスとの契約は2015年6月まで残っていたが、同契約を解消し移籍を完了させた。トロントでの年俸は600万ユーロ(約8億2000万円)、ボーナスなどを含めれば850万ユーロ(約11億6000万円)とされている。
28歳のジョヴィンコは、ユヴェントスの下部組織出身で、ユヴェントスがセリエB(2部)に所属していた2007年5月のボローニャ戦でプロデビュー。2007-08シーズンはエンポリにレンタルされセリエAでの経験を積んだ。2008-09シーズンから2年間ユヴェントスでプレーするものの出場機会は少なく、2010年8月にパルマへレンタル移籍を果たす。パルマでは1年目からエースとして活躍し、2年目には36試合で15得点を記録してクラブの上位進出に貢献している。
2012-13シーズンに、満を持してユヴェントスに復帰を果たしたが、31試合で7得点と期待に応えることが出来ず、2013-14シーズンからはアルゼンチン代表FWカルロス・テベス加入もありFWの控えにまわってしまった。
ユヴェントスで最後にゴールを挙げた試合は、1月15日にホームで行われたコッパ・イタリアのヴェローナ戦で、2得点を決めてマン・オブ・ザ・マッチを獲得する活躍を見せ、6-1の勝利に貢献していた。