ユーヴェ新加入の伊代表ストゥラーロ、目標は「ガットゥーゾになる」

　ジェノアからユヴェントスに加入したイタリア代表MFステファノ・ストゥラーロが、新天地での意気込みを語った。5日付のイタリア・メディア『Sky』がコメントを伝えている。

　豊富な運動量を武器とするストゥラーロは、しばしば元イタリア代表MFジェンナーロ・ガットゥーゾ氏との比較を受ける。これについて「多くの人が、ガットゥーゾを想起させると言ってくれる。ミランやイタリア代表で素晴らしい成績を残した選手だ。嬉しく思うよ。彼が築いてきたキャリアの半分でも辿ることができれば、素晴らしいことだろう。ユーヴェよ、僕はユーヴェのガットゥーゾになる」と、ユヴェントスでの活躍を誓った。

　ユヴェントスでのデビュー戦になる可能性がある7日のセリエA第22節、日本代表FW本田圭佑所属のミラン戦については「厳しい試合になるだろう。良い結果を出すために集中し、気合いを入れなければならない。2位ローマとの勝ち点差7は、まずまずの差だ。しかし、すぐにその差はなくなってしまう。勝ち点差が7と開いているからといって集中力を下げてはいけない。たった2試合で、リードがなくなってしまうのだからね」とコメント。首位を快走しているものの、油断は禁物だと強調している。

　21歳のストゥラーロは、昨夏にジェノアからユヴェントスに完全移籍を果たす。しかし、今シーズンの前半戦は期限付き移籍の形でジェノアにとどまり、リーグ戦13試合に出場。当初は、今シーズン終了までジェノアでプレーする予定だったが、期限付き移籍を解消し、今冬の移籍市場でユヴェントスでプレーすることとなった。

　昨年11月にはイタリア代表にも招集された逸材が、王者ユヴェントスでどんな活躍を見せるのか注目が集まる。