初先発で2アシスト…18歳の新星ヴェルデ「とても興奮している」

　セリエA第22節が8日に行われ、ローマはアウェーでカリアリと対戦し、2－1で勝利した。試合後、2アシストで勝利に貢献したU－19イタリア代表FWダニエレ・ヴェルデが、イタリアメディア『Sky』のインタビューに応えている。

　初先発ながら、チームを5試合ぶりの勝利に導いたヴェルデは「とても興奮している。どう表現していいか分からない。勝ち点3を獲得出来て嬉しく思う。僕を助けてくれた監督とチーム全員に感謝している」と語り、引き分けが続く困難な状況の中、チームの力になれたことを喜んだ。

　セルビア代表FWアデム・リャイッチの先制点のシーンについては、「何度も何度も練習してきたプレー。神様のおかげで上手く成功した」と、練習通りの得点だったと振り返っている。

　また、負傷者が続出している中で、自身を試合に送り出してくれたリュディ・ガルシア監督については、「信頼を寄せてくれた監督に感謝している。僕ら若者が、チームをさらに後押ししなければいけないのは当然のこと。それが上手くいっている」と、感謝の意を述べつつ、同年代の選手の奮起を促した。

また、自身の手本となる選手について問われると、「優秀な選手たちからヒントを得て、自分自身のプレーを心がけている。もし、一人の名前を挙げるなら、クリスティアーノ・ロナウドが自分の手本だ。高いところを目指すように努力している」と言及し、レアル・マドリードのエースを手本として、さらなる飛躍を誓っている。

　ローマは15日に行われる次節、ホームにパルマを迎える。