マンUの補強候補に挙がったイグアイン(左)とF・アンデルソン(右) [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uが、ナポリに所属するアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインとラツィオに所属するブラジル人MFフェリペ・アンデルソンの獲得に強い関心を示していることが明らかになった。9日付のイギリス紙『デイリー・メール』が報じている。
現在プレミアリーグで3位につけるマンチェスター・U。消化試合が1試合少ない首位チェルシーに勝ち点8差をつけられているため、今シーズンの優勝は難しい状況にある。しかし、クラブは来シーズンの覇権奪還を目指し、今夏の移籍市場で再び大型補強に出る可能性があるようだ。
同紙によると、クラブは8日に行われたコッパ・イタリア準決勝のナポリ対ラツィオの試合にスカウトを送っていたという。そのターゲットとなったのは、ナポリのエース・イグアインとラツィオの注目株F・アンデルソンだ。
イグアインは、今シーズンのリーグ戦28試合で13ゴールをマーク。しかし、ナポリは現在6位に沈んでおり、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場は難しい状況にある。このため同選手は移籍を希望している模様で、マンチェスター・Uは退団が噂されるコロンビア代表FWラダメル・ファルカオに代わるFWの一人として獲得を目指しているとされる。
一方、今シーズン大ブレイクを遂げたF・アンデルソンは、現在21歳のブラジル人。そのプレースタイルは、レアル・マドリードに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドにも例えられ、ここまでリーグ戦23試合で9ゴールを記録している。
イグアインにはアーセナルやリヴァプールなどが、F・アンデルソンにはパリ・サンジェルマンやマンチェスター・Cなどが獲得に乗り出しているが、マンチェスター・Uは他のビッグクラブを出し抜こうと画策しているようだ。