トッテナムからの関心が報じられたサッスオーロFWザザ [写真]=Getty Images
トッテナムがイタリア代表FWシモーネ・ザザの獲得に向け、所属するサッスオーロにオファーを出していたことが明らかになった。10日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
サッスオーロは今シーズン開幕前に、ユヴェントスとの共同保有を解消し、ザザを完全移籍で獲得した。しかし、その際にユヴェントスは2015年6月30日までに1500万ユーロ(約19億1000万円)、2016年6月30日までに1800万ユーロ(約22億9000万円)で買い取りできるオプションを取得している。
サッスオーロのジョヴァンニ・カルネヴァーリCEO(最高経営責任者)は、「トッテナムが提示してきたのは、今夏ユヴェントスがザザを買い戻すために支払う額を上回っている」と明かし、同紙はオファー額が1800万ユーロ(約22億9000万円)だと予想している。
しかし同CEOは「今シーズン終了後に我々が彼を売却しなければいけないという義務はない。国外からも関心はあるが、決めるのは選手だよ。ユーヴェは(パウロ・)ディバラの獲得に大金を払うことになった場合、ザザを買い戻すのは難しくなるだろうね」と、ザザが今夏にチームを離れるとは限らないとの見解を示した。