ユヴェントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、14日に行われるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント準々決勝ファーストレグのモナコ戦に向けて前日会見に臨んだ。
11日に行われたセリエA第30節のパルマ戦では、主力選手を温存した末に0-1の敗戦を喫したユヴェントス。アッレグリ監督は「(敗れた)パルマ戦とは異なる内容を期待している。残念ながらパルマ戦はあのような結果に終わってしまった。180分の戦いを通して、もっと上手く戦わなければならないということを認識する必要がある」とモナコ戦では違った結果を見せられるよう、チームにプレー面での向上を求めている。
また、戦前の予想ではユヴェントス有利と見られている現状に対し「モナコを過小評価する危険? 残念ながらリーグ戦でそのようなことは起こりうるもの。だが、モナコとの試合はチャンピオンズリーグ準々決勝だ。相手に対して、とてもリスペクトしている。モナコはリーグ・アンで最少失点を誇り、チャンピオンズリーグのグループステージでは1失点。数字が彼らの組織的守備の強さを物語っている。警戒し、我慢が必要となる」と簡単な試合にはならないことを強調した。
続けて「モナコは、若手とベテランが見事に融合している。そして、アーセナル、ベンフィカ、ゼニトに勝ってきた。時にゴールを奪うには、多くのパスとできるだけミスを少なくすることが必要。180分の間に多くをミスすることになれば、そのつけを支払うこととなる」と言及し、強豪を破ってきたモナコに警戒心を露わにしている。