パルマとの契約を解除したベルフォディル(中央) [写真]=Getty Images
パルマは6日、アルジェリア代表FWイシャク・ベルフォディルとの契約を双方合意のもと解除したことをクラブ公式HP上で発表した。また、合わせて同選手は昨年7月から未払いとなっていた給与の受け取らないことも発表されている。
今シーズン、パルマは給与未払いや所得税滞納により勝ち点をはく奪され、経営難から試合を延期する事態にもなっていた。3月に破産宣告を受け、その後はインテルに引き分け、首位のユヴェントスやウディネーゼ、パレルモなどに勝利し健闘を見せていたが、第33節のラツィオ戦に敗れたことでセリエB降格が確定した。
現在23歳のベルフォディルは、2009年にリヨンでプロデビュー。2012年にボローニャへ移籍してセリエAへと活躍の舞台を移すと、その後はパルマ、インテル、リヴォルノでプレーし、今シーズンからパルマに復帰していた。リーグ戦では今シーズン23試合に出場し1ゴールを決めている。