マンチェスター・UのOBで元アイルランド代表として活躍したロイ・キーン氏が、5日に行なわれたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント準決勝ファーストレグのユヴェントス戦での、レアル・マドリードに所属するウェールズ代表MFガレス・ベイルのプレーぶりを酷評した。6日付のイギリス紙『デイリー・メール』がコメントを伝えている。
レアル・マドリードは開始8分で先制点を奪われたものの、27分にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの得点で追いつくことに成功。しかし、57分にアルゼンチン代表FWカルロス・テベスにPKを決められ、1-2で初戦を落としてしまった。
イギリス・テレビ局『ITV』で同試合の解説者を務めたキーン氏は「10人で戦うのは難しい。ベイルは何もしていなかったね」と、前半のボールタッチ数が14回にとどまった同選手を批判。
続けて「プレーに自信が見えなかった。安易な判断をしすぎているよ。チームメートもベイルのプレーに満足していないだろう。何度も、簡単にやりすぎていた」と、簡単にボールを失っていた同選手のプレーに自信が感じられなかったとコメントしている。
また、同じくマンチェスター・UのOBの元イングランド代表MFポール・スコールズ氏は「レアル・マドリードは実質9人だった。(前述のベイルに加え)セルヒオ・ラモスのプレーは低調で、ボールを失ってばかりいた。対戦相手にパスをするか、ボールを外に蹴りだしていたね」と、ベイルと同様に、中盤で起用されたスペイン代表DFセルヒオ・ラモスのプレーも酷かったと言及した。
セカンドレグは、13日にレアル・マドリードのホーム・サンティアゴ・ベルナベウで行われる。