ユヴェントスを率いるアッレグリ監督 [写真]=Getty Images
ユヴェントスは16日、セリエA第36節で日本代表DF長友佑都が所属するインテルと敵地で対戦し、2-1で勝利した。同クラブを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督の試合後のコメントをイタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』など各メディアが伝えている。
20日にコッパ・イタリア決勝を控えるユヴェントスは多くの主力選手を温存して“イタリア・ダービー”に臨んだ。インテルに先制点を許したものの、イタリア代表MFクラウディオ・マルキージオとスペイン代表FWアルバロ・モラタのゴールで逆転し、敵地サン・シーロで勝利を収めた。
試合後、イタリアメディア『スカイ』のインタビューに応じたアッレグリ監督は「チームは勝つための意欲を見せてくれた。非常に満足しているよ。すべての選手を祝福しなければならない。良いサッカーをしたインテルに対して、我々も良い試合をした」と選手を称え、満足感を示した。
この試合で決勝点を挙げたモラタについて、「彼はイタリアのサッカーを学んだね。自信を持つことができ、フィジカル面でも成長した」と、同選手の成長を喜んだ。
さらに、イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンの代わりに出場し、ビッグセーブを見せたイタリア人GKマルコ・ストラーリに対して「コッパ・イタリア決勝のためにも今日は良い試合をすることが大切だった。彼は2つの重要なセーブで決定的な存在になってくれたね」と賛辞を送った。
来シーズンに向けた補強と、前監督のアントニオ・コンテ氏について問われた指揮官は次のように話している。
「市場について話すのは今いる選手たちに敬意を欠く。私はこのチームに改善の余地があると信じているんだ。コンテ?彼のやったことがファンの心とクラブの歴史に残るのは当然のことだね」