ゼンガ氏が古巣サンプドリアの新監督に就任「戻ってきた！」

　サンプドリアの新監督に、ワルテル・ゼンガ氏が決まった。クラブが公式サイトで、ジェノアの空港に到着したゼンガ氏のコメントを伝えている。

　ゼンガ氏は、記者から「サンプドリアの他にオファーを受けていないのか」と質問を受けると「オファーを受けている。だが、フェッレーロ（オーナー）のような情熱、ガッツ、意欲と気持ちの強さを備える会長を知っていれば、オファーを承諾するのに僅かな時間も必要はない。シニーシャ（・ミハイロヴィッチ前監督）と連絡？まだとっていないが、これから連絡する。ヨーロッパリーグも素晴らしい挑戦だ。サポーターにメッセージ？私は戻ってきた！」と話し、1996年までの2年間プレーした古巣のオファーを受け入れた経緯を明かしている。

　55歳のゼンガ氏は、現役時代にインテルやサンプドリアで活躍。引退後、セリエAではカターニャとパレルモで指揮官を歴任していた。また中東での監督経験が豊富で、サウジアラビアのアル・ナスル、アラブ首長国連邦（UAE）のアル・アイン、アル・ナスル、アル・ジャジーラを指揮している。

　なお、ミハイロヴィッチ前監督は、日本代表FW本田圭佑の所属するミランの指揮官就任が濃厚となっている。