エンポリ退団を表明したマウリツィオ・サーリ氏がナポリの新監督就任に近づいている。6日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。
今シーズン、チームを率いていたラファエル・ベニテス氏がレアル・マドリードの監督に就任し、後任指揮官を探していたナポリ。セビージャをヨーロッパリーグ連覇に導いたウナイ・エメリ監督にオファーを出したとも伝えられていたが、同監督は5日にセビージャとの契約延長を発表した。
これを受け、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、4日にエンポリ退団を表明していたサーリ氏の招へいに動いたという。
同紙によると、デ・ラウレンティス会長とサーリ氏が会食をし、両者はすでに合意に至ったという。契約期間は2年となる見込みで、近いうちに正式発表があると報じている。
サーリ氏は昨シーズン、エンポリをセリエBで2位に導き昇格を果たすと、今シーズンはセリエAで15位と健闘。クラブは続投を望んだものの、4日に辞任を表明していた。