退団報道のピルロ、ユーヴェ残留か…決勝で流した涙の理由を明かす

ピルロ

ユヴェントスへの残留を示唆したピルロ [写真]=Getty Images

 ユヴェントスに所属するイタリア代表MFアンドレア・ピルロが、クラブへの残留を示唆した。7日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 ユヴェントスは6日に行われたチャンピオンズリーグ決勝で、バルセロナに1-3で敗れてしまった。ピルロは決勝を前にユヴェントスからの退団を匂わせるコメントを残しており、ニューヨーク・シティへ移籍する可能性が浮上。さらに、試合後にピッチ上で涙を流したことが報道に拍車をかけていた。

 しかし、決勝から一夜明け、イタリア代表の合宿入りするためにフィレンツェ駅に到着したピルロは、待ち受けていた記者に対し、「ユーヴェを退団するから涙を流したのではないよ。チャンピオンズリーグ決勝で敗れたから涙を流したんだ。もう一度このチャンスが自分に訪れるかはわからない。悔しいのは当たり前のことだよ」と涙の理由を明かした。

 続けて、ユーロ2016予選の大一番、首位を走るクロアチア代表との決戦に向けては「予選突破のカギとなる重要な試合だね。イタリア代表での最後の試合の一つ? 僕らはこの試合のことだけを考えている」と話し、イタリア代表での引退試合となる可能性については明言を避けている。

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