イタリア代表は16日、スイスのジュネーヴでポルトガル代表と親善試合を行い0-1と敗れた。
就任以来初となる黒星を喫した同代表のアントニオ・コンテ監督が、試合後の会見に臨んだ。イタリアメディア『Tuttomercatoweb.com』が伝えている。
コンテ監督は「不敗がストップしたことは残念。だが、こういった敗戦は選手の育成に、役立ち、重要なものだと思う。まずは、ユーロ予選を突破することを考えている」と、敗戦を前向きに捉えた。
また、「ホームでの2試合に勝たなければならない。それから、ハードワークを継続して行い、全ての選手がプレーする用意があり、その中で新たな選手を発掘していくことだ」と今後について語っている。
そして「ポルトガルの最も危険なプレーは我々のミスから生まれたものだ。常に主導権を握って戦いたいが、その時々の状況があり、長いボールを蹴っていくことが必要なときだってある。繰り返すが、時に敗戦も有用だ。なぜなら、我々に何かを分からせてくれるからだ」と言明。敗戦が役立つこともあるということを繰り返して強調している。