チェルシーを退団した元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバが、日本代表DF長友佑都が所属するインテルからの関心について言及した。19日付のイタリアメディア『Calciomercato.com』がコメントを伝えている。
MLS(メジャーリーグ・サッカー)のシカゴ・ファイアーから獲得の打診があったとされるドログバ。ここにきてインテルへの移籍も報じられているが、これについて同選手はイタリアメディア『FCInter1908.it』の取材に応じ、「(インテルからオファーがあるかは)わからない」としながらも「インテルは偉大なクラブだ。でも確かなことは彼らから話があれば快く耳を傾けるということだね」と好意的な反応を示している。
一方で、MLSのクラブとの交渉が行われていることは事実のようで「でも今はMLSのクラブと交渉中なんだ。もし彼ら(インテル)が真剣に興味を抱いてくれているなら、一つのオプションになり得るけどね」と、インテル移籍の可能性に含みをもたせた。
また、仮にインテルに加わった場合はアルゼンチン人FWマウロ・イカルディや同国代表FWロドリゴ・パラシオなどの控えにまわる可能性もあるが、これについては「全く問題ないね。どのチームにもそういった選手がいて競争というものはあるんだ」と、ポジション争いには意欲を見せている。
現在インテルを率いるロベルト・マンチーニ監督は、ガラタサライ時代にドログバを指導しており、両者の関係は良好だったとされる。マンチーニ監督から声がかかれば、アメリカ行きを断り、新天地にイタリアを選ぶ可能性も十分にありそうだ。