マンチェスター・Uは27日、サンプドリアからアルゼンチン代表GKセルヒオ・ロメロを獲得したとクラブ公式HP上で発表した。フリートランスファーでの加入となり、契約期間は3年間。また、1年の契約延長オプションがついている。
移籍が決まったロメロは「ユナイテッドに加入することが出来て、本当にうれしい。世界最大のクラブでプレーするという夢が実現した。監督も素晴らしいし、このエキサイティングな挑戦を始めるのが待ち遠しいね」とコメントした。
チームを率いるルイ・ファン・ハール監督はAZ時代に同選手を指導した経験があり、「セルヒオは非常に才能のあるGKで、彼が若手の時にAZで指導した。私は彼のことを良く知っているし、チームにとって素晴らしい補強となるはずだ」と同選手の加入を歓迎している。
現在28歳のロメロは、2006年にアルゼンチンのラシン・クラブでキャリアをスタートさせ、AZやサンプドリアでプレーした。2013-14シーズンはサンプドリアからモナコにレンタル移籍したが昨シーズンはサンプドリアに復帰し、公式戦11試合に出場していた。また、アルゼンチン代表としては公式戦62試合に出場し、2014年のブラジル・ワールドカップとコパ・アメリカ2015では正GKとしてチームの準優勝に貢献した。