4日に行われたアウディカップで、バイエルンを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、ミランのオランダ代表MFナイジェル・デ・ヨングのファウルに怒りをあらわにした。
ミランと対戦したバイエルンは3-0で快勝していたが、グアルディオラ監督が激怒する場面があったと、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
怒りの原因は、U-21ドイツ代表MFジョシュア・キミッヒの負傷交代。同紙によると、冷静を欠いたグアルディオラ監督は、前半を終えてロッカールームに向かう途中でデ・ヨングに詰め寄ったという。両者は激しく言い争い、一触即発の状態になった。
4日、大手メディア『ESPN』はグアルディオラ監督のコメントを伝えている。
「キミッヒのことは悲しく思う。彼は明日の試合に出場することができない。彼はバイエルンのトップ選手であり、今後10年でドイツ最高の選手の一人になるんだ」
またオーストリア代表DFダヴィド・アラバは、「明らかにボールから離れていた。それなのにデ・ヨングが全力で向かって行ったんだ」と語り、デ・ヨングのキミッヒに対するファウルにイエローカードが出なかったことを非難した。
5日、バイエルンはレアル・マドリードと決勝戦を、ミランはトッテナムと3位決定戦を戦う。