2012年4月29日のインテル戦以降プレーから遠ざかっているイアクインタ [写真]=Getty Images
かつてウディネーゼやユヴェントスでプレーした元イタリア代表FWヴィンチェンツォ・イアクインタがパルマ1913でプレーする可能性が浮上しているようだ。8日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』など複数メディアが報じている。
パルマ1913のテクニカル・ディレクターを務めるロレンツォ・ミノッティ氏は、「100パーセント確定しているわけではない。3年間プレーしていない選手を評価するのは難しいものだ」と慎重な姿勢を見せつつ、イアクインタ加入の可能性を示唆した。
クラブを率いるルイージ・アポローニ監督は「彼の経験は我々のためになるだろう。我々はいくつかの選手をチェックしていて、私はミノッティを信頼している」とコメントしている。
現在35歳のイアクインタは2000年からウディネーゼでプレーすると、2002年にブレイクを果たす。2006年にはイタリア代表としてワールドカップに参加し優勝メンバーとなった。翌年の2007年にユヴェントスへ移籍し、加入後数年は主力として活躍したが2011年に就任したアントニオ・コンテ監督の構想外となり2012年1月にチェゼーナへ移籍。同年4月に行われたインテル戦以降はプレーから遠ざかっていた。