インテルでプレーするコヴァチッチ [写真]=Getty Images
日本代表FW本田圭佑が所属するミランが、同DF長友佑都が所属するインテルからクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチの引き抜きを画策していることが明らかになった。15日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
同紙によると、現在ミランは中盤で質の高いプレーを見せられる選手を求めているようで、以前から獲得を目指してきたゼニトのベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルは、ゼニトの要求する3500万ユーロ(約48億3000万円)という金額がネックとなり獲得が難航。ここにきてインテルの背番号「10」を背負うコヴァチッチに興味を抱いているという。
インテルはリヴァプールからコヴァチッチに対してボーナスを含めた2500万ユーロ(約34億5000万円)のオファーを受けたと報じられていたが、既にこれを断っていたとされる。インテルは同選手の移籍金を2800万ユーロ(約38億6000万円)から3000万ユーロ(約41億4000万円)と見積もっているため獲得は容易ではないが、ミランは獲得を打診した模様。
また、ミランは代替案として1000万ユーロ(約13億8000万円)前後で獲得でき、シニシャ・ミハイロヴィッチ監督の教え子でもあるサンプドリアのイタリア代表MFロベルト・ソリアーノの獲得も視野に入れている。