2季連続の開幕弾が期待される本田、10番を背負った瞬間は「嬉しかった」

　ミランに所属する日本代表FW本田圭佑が、改めて背番号「10」への想いを明かした。

　本田がプロデュースする「SOLTILOサッカースクール」に通う小学2年〜6年生までの11人が、7月30日〜8月10日にイタリア・ベネチアで行われた「ACミランキャンプ」に参加。キャンプを終え、ミラノのホテルで過ごしている子どもたちを本田がサプライズ訪問した。

　子どもから「ミランで10番をつけてどんな気持ちでしたか？」と問われた本田は、「二つあります。一つは率直に嬉しかった。そして、もう一つは大きな責任感。ミランの10番、世界を代表する10番への大きな責任を感じました」と回答。素直な気持ちを語った。

　今夏のプレシーズン、ミランがパリ・サンジェルマンに所属するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチの獲得に向けて、キャプテンの座と10番を提示したとイタリア各紙が報じた。一時は10番のはく奪も噂されたが、今シーズンも継続して10番を身につけることが正式に発表された。

　17日に行われたコッパ・イタリア3回戦では1ゴール1アシストの活躍を見せ、23日に迎えるフィオレンティーナとのセリエA開幕戦でも先発が予想される本田。昨シーズンの開幕戦でゴールを挙げているだけに、2シーズン連続での開幕戦ゴールにも期待がかかる。

　常に高みを目指して努力し続ける本田は、子どもたちに「大人になってから頑張るのではなく、今から競争をして頑張ってほしい」とエールを送った。