イタリア代表を率いるアントニオ・コンテ監督 [写真]=Getty Images
イタリア代表のアントニオ・コンテ監督は2日、ユーロ2016予選のマルタ戦を翌日に控え、記者会見に臨んだ。イタリアメディア『Sky』が伝えている。
コンテ監督は、「マルタ戦は決して簡単な試合ではない。(ピエトロ・)ゲディン監督の指導のおかげでマルタは素晴らしく進歩した。8人の守備で固めて、カウンターを仕掛けてくるだろう」と格下マルタへの警戒を強めた。
そして、パリ・サンジェルマンに所属するMFマルコ・ヴェッラッティについて、「マルコはとても成長した。フィジカルの面も技術的な面もとても良く伸びている。パリでプレーしていることが、成長を手伝っているのだろう。私は彼がインサイドハーフだと思っている。このポジションでベストのプレーを見せることができると思う」とコメント。
また、マルタ戦は、かつて自身が選手としてプレーし監督も務めたユヴェントスと強いライバル関係にあるフィオレンティーナの本拠地アルテミオ・フランキで行われるが、「代表は全ての人たちのもの。私は代表監督であり、私がユヴェントスに所属していたことが、チケットの売り上げが少ないことに影響を及ぼしているとは思っていない」と述べている。