日本代表MF本田圭佑が所属するミランの後任監督候補に、元イタリア代表指揮官のロベルト・ドナドーニ氏が浮上した。23日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。
ミランは今シーズンからシニシャ・ミハイロヴィッチ監督が指揮を執っているが、8節を消化したセリエAで13位と低迷。同紙によれば今後2試合の結果次第では同監督が解任されることになるという。そしてその後任候補としてドナドーニ氏の名前を挙げている。
現在52歳のドナドーニ氏は、2001年から指導者のキャリアをスタート。リヴォルノやジェノアで経験を積むと、2006年にワールドカップを制したマルチェロ・リッピ監督の後を引き継いでイタリア代表の指揮官に就任した。しかし、世界チャンピオンとして臨んだユーロ2008では、準々決勝でスペイン代表に敗れ敗退。大会終了後に解任された。
その後はナポリやカリアリを率いた後、2012年1月からパルマの指揮官を務めていたが、昨シーズン終了後、同クラブの破産に伴い退任。現在はフリーとなっている。
なお、ミランは25日にセリエA第9節でサッスオーロと対戦する。