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ユーヴェがディバラ弾でミラン下し3連勝…本田は再び終盤から出場

2015.11.22

先制点を決めたディバラ [写真]=Getty Images

 セリエA第13節が21日に行われ、ユヴェントスと日本代表FW本田圭佑が所属するミランが対戦した。本田は8試合連続のベンチスタートとなった。

 前節、ミランはホームでアタランタと引き分け、連勝は3でストップした。守備陣は16歳のU-21イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマの活躍もあり、今シーズン2度目の完封を果たしたが、FWマリオ・バロテッリを欠く攻撃陣は最後まで得点を奪うことができなかった。一方、苦しいシーズンが続くユヴェントスは前節のエンポリ戦でシーズン初の連勝を飾った。両チームともに上位陣から離されないためにも勝ち点3が欲しい試合となる。

 最初のチャンスをユヴェントス。3分、エリア手前右でFKを獲得すると、パウロ・ディバラが左足でシュート。壁に当たった跳ね返りをエルナネスが左足シュート。しかし、ここは枠の左上に外れた。

 一方、ミランは6分にチャンス。左サイドのエムバイェ・ニアンがクロスを上げると、相手DFに当たったこぼれ球をクツカが拾って右足ボレーシュートを放ったが、ここは枠の左上に外れた。

 その後はユヴェントスの時間が続く。26分、ユヴェントスはエリア手前でボールを持ったクラウディオ・マルキージオが左足でミドルシュート。しかし、ここはGKジャンルイジ・ドンナルンマがしっかりとキャッチした。28分、ユヴェントスにアクシデントが発生する。パトリス・エヴラが足首を痛めて負傷交代。アレックス・サンドロを緊急投入した。

 38分、スローインの流れからA・サンドロがエリア手前左でボールを持つ。A・サンドロが横パスを出すと、これを受けたエルナネスが左足でシュートを放ったが、ここはわずかに枠の上に外れた。続く40分、エリア手前ほぼ正面やや距離がある位置でFKを獲得すると、エルナネスが直接シュート。ジャコモ・ボナヴェントゥーラに当たったボールがミラン・ゴールを襲ったが、ここはGKドンナルンマが好セーブを見せてピンチをしのいだ。このまま0-0で前半が終わった。

 ユヴェントスはハーフタイムにエルナネスを下げてレオナルド・ボヌッチを投入。3バックに変更した。

 後半立ち上がりの53分、ミランが左CKを獲得する。アレッシオ・チェルチのクロスからユライ・クツカがヘディングシュートを放ったが、わずかに枠の右に外れた。

 ユヴェントスは61分、やや距離がある場所からポール・ポグバが無回転シュート。しかし、ここはGKドンナルンマがなんとか弾き出した。続く65分、ポグバが左サイドで浮き球のパスを出すと、抜けだしたA・サンドロがダイレクトで中央へ折り返す。これを受けたディバラがワントラップから左足ボレーシュート。これがドンナルンマのニアを抜き、ユヴェントスが先制に成功した。

 先制点を奪われたミランも反撃を見せる。71分、右サイドを突破したチェルチが左足でクロスを上げると、ニアのボヌッチがクリアしきれず、クツカがボレーシュート。しかし、ここは惜しくも枠の左に外れてしまった。続く74分にクツカを下げてルイス・アドリアーノを投入した。

 一方、ユヴェントスは81分にディバラを下げてアルバロ・モラタをピッチに送り込んだ。ミランは85分にニアンを下げて本田を投入した。後半アディショナルタイム3分には右サイドでボールを持ったチェルチが切り込んで左足シュート。しかし、ここはGKジャンルイジ・ブッフォンがなんとか弾き返した。

 このまま1-0でユヴェントスミランを下して3連勝。ミランとの2013年4月以降の直近6試合でも6連勝を飾った。一方、ミランはリーグ戦6試合ぶりの敗戦となった。なお、本田は85分から出場している。

 次節、ユヴェントスは敵地でパレルモと、ミランはホームでサンプドリアと対戦する。

【スコア】
ユヴェントス 1-0 ミラン

【得点者】
1-0 65分 パウロ・ディバラユヴェントス

By サッカーキング編集部

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