ポグバ、フランスカラーのスパイク着用…テロ犠牲者に哀悼の意

ポグバ

マンチェスター・C戦でプレーするポグバ(中央) [写真]=Getty Images

 ユヴェントスに所属するフランス代表MFポール・ポグバが、25日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節のマンチェスター・C戦でフランスカラーのスパイクを着用した。25日付のイギリス紙『デイリーミラー』が報じている。

 同紙によるとポグバはマンチェスター・Cとの試合で、21日に行われたセリエA第13節ミラン戦まで使用していたスパイクから、フランスカラーのスパイクに変更した。同選手の足元は「赤・白・青」のトリコロールカラーに彩られた。

 現在22歳のポグバは、テロが発生したパリから約25キロ離れた町で生まれた。同選手はフランスカラーのスパイクを履いてプレーすることで、テロ被害者に哀悼の意を表したようである。

 13日に発生したパリ同時多発テロは、国際親善試合ドイツ代表対オランダ代表戦が中止になるなどサッカー界に多くの影響を残した。一方、同日行われた試合でパリ・サンジェルマンがユニフォームのロゴを変更して試合に臨んでおり、ポグバと同様にテロの犠牲者に哀悼の意を示す動きが各地で起こっているようだ。

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