低迷続くミラン、指揮官は判定に怒り「2つのゴールを取り消された」

ミハイロヴィッチ

ヴェローナ戦で指揮を執るミハイロヴィッチ監督 [写真]=Getty Images

 セリエA第16節が13日に行われ、ミランはホームで最下位のヴェローナと対戦し、1-1の引き分けに終わった。シニシャ・ミハイロヴィッチ監督が、試合後にイタリアメディア『メディアセット』のインタビューに応えている。

 ミハイロヴィッチ監督は「私は、審判の判定について話すことには慣れていないが、多少は被害を受けた試合だった。(ジャコモ・)ボナヴェントゥーラへ与えられて然るべきだったPKがあり、その後にチャンスを得たが、それを活かすことができなかった。同点とされたところでは我々は未熟であった。しかし、ルールに則った2つのゴールを取り消されたし、ボナヴェントゥーラが決定的なチャンスを3度も作り出した」と言明し、判定に対しての怒りを示した。

 続けて、「我々は5回のチャンスを作り、2つのゴールを取り消された。30分を10人で戦いながら、前に出た。それに加えて、ボナヴェントゥーラへの明らかなPKのファール。我々は一体どうしたら良いのか? 未熟なプレーから同点弾を喫したが、相手のゴールには18本のシュートを放った」と、引き分けという結果が妥当ではないことを具体的な数字を示して主張した。

 さらに「進歩は確実に見られている。いくつかの試合ではもっと良い結果を出すことができただろう。しかし、最初の7、8試合と比べてチームは良くなっている。選手たちは、ハードワークし、良い結果を出そうと精一杯努力している」と語り、暫定7位と低迷が続きながらも、序盤戦の戦いよりはチームが良くなってきていると強調している。

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