セリエA第26節が22日に行われ、日本代表FW本田圭佑のミランはアウェーでナポリと対戦。ミランは先制を許したが、44分に本田のクロスからイタリア代表MFジャコモ・ボナヴェントゥーラが同点ゴールを決め、1-1の引き分けで終えた。
ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長が試合後、イタリアメディア『ミラン・チャンネル』のインタビューに応じた。
ガッリアーニ副会長は「とてもとても難しい試合だった。負けないことがとても難しい試合だったが、それを果たすことができた。(シニシャ・ミハイロヴィッチ)監督が言っているように、“リベンジの後半戦”が立証されている。後半戦は、チャンピオンズリーグ出場権獲得にふさわしいような平均値を見せている」と話し、敵地での引き分けに満足感を示した。
そして、負傷のU-21イタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリに代わって先発出場したコロンビア代表DFクリスティアン・サパタについては「サパタは非常に良いプレーをしている。もし、最高の殊勲を挙げるとすれば、それはサパタだと言えるだろう。スーパーな活躍をした」と、称えた。
さらにガッリアーニ副会長は、同点弾を演出した本田についても言及。「とても素晴らしい選手だ。低調の時を過ごしていたが、復活して良い結果を出している。いずれにしろ、チームのパフォーマンスを私はとても気に入った。とても熱狂した環境の中で、チームは戦っていた」と語り、本田が一時期のスランプから抜け出したと語っている。
ミランはセリエA第26節を終えて勝ち点44の6位。ヨーロッパリーグ出場圏内の5位インテルとの勝ち点差は「4」となっている。次節は27日、トリノをホームに迎える。