チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグが23日に行われ、ユヴェントスとバイエルンが対戦。アウェーのバイエルンが2点を先行した後、ユヴェントスが追いついて2-2の引き分けに終わった。
ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が試合後にコメントした。イタリア紙『トゥットスポルト』が伝えている。
「チームは素晴らしい試合をした。後半のような戦いから再スタートしなければならないが、前半を再確認する必要がある。前半、相手は我々を上回る試合をしたにもかかわらず、我々は重要な状況を作り出した。相手が我々に与えたスペースをもっと活かすためには、もっと優れていなければならなかった。後半は、容赦なくプレーし、称賛されることとなった。(決勝トーナメント)1回戦を突破するには、セカンドレグで、ホームのファーストレグで果たせなかった勝利を収めることが必要だ。ミュンヘンでの戦いは勝利を目指す」
3月16日にアウェーで行われるセカンドレグでの勝利を誓ったアッレグリ監督は、「我々の武器が守備にあることをもっと認識しなければいけない。ヨーロッパの舞台では、1対1の局面でなんとしてでも守らなければならないが、我々は戦いに耐えることができるだけの能力がある守備陣を擁している」と続け、守備陣の奮起を促した。
そして、貴重な同点ゴールを決めたイタリア代表MFステファノ・ストゥラーロについては「(サミ)ケディラはケガから復帰したばかりで、リズムを落としていた。ストゥラーロはチームを活性化させることが可能で、彼のような交代が必要だった。素晴らしいプレーをしてくれた。最近は批判されていたエルナネスや(アルバロ)モラタと同じように、正しいスピリットを持って途中出場することができた。これから、全員が役に立つことになるだろう」と、コメント。同選手を途中出場させた経緯を明かしている。