ミランのレジェンド、元伊代表監督チェーザレ・マルディーニ氏が死去

C・マルディーニ

かつてミランで活躍したチェーザレ・マルディーニ氏 [写真]=Getty Images

 日本代表MF本田圭佑が所属するミランは3日、クラブのレジェンドである元イタリア代表DFチェーザレ・マルディーニ氏が死去したと、クラブ公式サイトで発表した。84歳だった。

 同氏は現役時代に12年間ミランでプレーし、セリエAで通算412試合に出場。スクデット(セリエA優勝)やヨーロピアン・カップ(現チャンピオンズリーグ)制覇を成し遂げた。引退後は指導者の道へ進み、ミランやイタリア代表の監督を務めた。

 また、チェーザレ氏の息子、パオロ・マルディーニ氏も同クラブでキャプテンを務めるなど、チームの中心として24年間プレーした。さらに、チェーザレ氏の孫であるクリスティアン・マルディーニが現在同クラブのユースに在籍している。

 ミランは同サイトで、「彼のカリスマ性、優しさと温かさにあふれた笑顔を、常に覚えています。ミランの歴史において重要な人物を失ったことを悲しく思います。マルディーニ家に哀悼の意を表します」とつづった。

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