ミラン就任の報道も…サッスオーロ、ディ・フランチェスコ監督と契約延長

　サッスオーロは21日、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督との契約延長を発表した。新契約の期間は2019年6月30日まで。

　ディ・フランチェスコ監督は、1969年生まれの46歳。現役時代はエンポリやローマ、ペルージャなどでプレーし、イタリア代表にも名を連ねた。2000－01シーズンには元日本代表MF中田英寿氏とチームメイトで、セリエA制覇を果たしたチームの一員となった。

　現役引退後はローマでチームマネージャーを務めた後、セリエC2のクラブでスポーツ・ディレクターに就任。2010年にペスカーラの監督に就任し、レッチェを経て2012年にサッスオーロの指揮官となった。就任1年目の2012－13シーズンにクラブ史上初となるセリエA昇格を果たした。

　指揮官としてセリエA初挑戦となった2013－14シーズン途中、フランチェスコ監督は成績不振で解任されたものの、解任から6試合後に復帰。17位でセリエA残留を果たしてみせた。昨シーズンは12位、今シーズンは第34節終了時点で7位と、着実に順位を上げてきている。

　同監督については、3月22日付のイタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が、ミランの新指揮官候補と報道。今シーズン終了後に就任する可能性が報じられている。