今シーズンのプレミアリーグ残り2試合時点(1試合未消化)で13位のワトフォードとインテル前指揮官のヴァルテル・マッツァーリ氏が接触した模様だ。イタリアメディア『Sportitalia』が10日に報じている。
マッツァーリ氏は、2013年夏にインテルと2年契約を締結。2014年夏には2016年6月30日までの新契約を締結したが、2014年11月に成績不振で解任されていた。ただ、解任以降もインテルとの契約は解除されておらず、今年6月30日に満了を迎える。
同メディアによると、ウディネーゼを所有するジャンパオロ・ポッツォ氏がオーナーを務めるワトフォードの幹部がすでにマッツァーリ氏と接触。近く2年契約で合意すると報じられている。
マッツァーリ氏は現在54歳。2004-05シーズンからレッジーナの指揮官に就任し、MF中村俊輔(現横浜F・マリノス)を指導した。2006-07シーズンには同クラブのカルチョ・スキャンダルへの関与で勝ち点11がはく奪されながらも奇跡のセリエA残留を果たした。以降はサンプドリアやナポリで順調にキャリアを築いたものの、2013年夏に就任したインテルでは思うような成績を残せず、解任されることとなった。
なおマッツァーリ氏については、4月6日付のイタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が、ガラタサライからオファーがあったと報じている。