インテルナシオナウに所属するブラジル代表GKアリソン・ベッカーがローマに移籍することが決定的となった。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が11日に報じている。
アリソンは来週にもローマ入りしてメディカルチェックを受け、契約を結ぶ見通しと報じられている。同選手の加入に伴い、アーセナルからレンタル移籍中のポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーは退団が確実と見られている。一方、元イタリア代表のモルガン・デ・サンクティスとは契約を延長する模様だ。
ローマは今シーズン、セリエA第37節終了時点でシュチェスニーが33試合、デ・サンクティスが4試合に出場している。レギュラーを掴んでいたシュチェスニーの退団とアリソンの加入に伴い、再び定位置争いが白熱すると見られる。
アリソンは1992年生まれの23歳。昨年12月にブラジル代表入りを果たし、5試合に出場している。今夏にアメリカで開催されるコパ・アメリカ・センテナリオの同代表メンバーにも名を連ねた。