(左から)ヴィディッチ、バレロン、ピレス、ラウール、D・ミリート [写真]=Getty Images
欧州主要リーグの2015-16シーズンが終了を迎えた。
そんななか、イギリスメディア『Squawka』では、この期間に引退した選手たちでベストイレブンを組んでいる。
GKには元ブラジル代表でFKの名手として知られるロジェリオ・セニ、DFにはマンチェスター・Uで活躍した元セルビア代表のネマニャ・ヴィディッチらが選出。MFには元フランス代表のロベール・ピレスや元スペイン代表のフアン・カルロス・バレロンらが並び、最前線にはレアル・マドリードのレジェンドである元スペイン代表FWラウール・ゴンサレスらが選ばれた。
■GK
ロジェリオ・セニ(元ブラジル代表/43歳)
彼の引退は、ひとつの時代の終わりを意味する。特に1992年以降彼がゴールするところを見慣れてきたサンパウロのファンたちにとっては。偉大なるシュートストッパーでもあったセニは、17歳の時にシノプというクラブからサンパウロへ移籍。その後の22年間で1000試合以上に出場してきたが、より凄いのはGKにもかかわらず100ゴール以上を決めてきたこと。彼の後を継ぐサンパウロの正GKは大変だ。
■DF
ヨン・ハイティンハ(元オランダ代表/32歳)
アヤックス復帰後、(ケガもあり)試合出場がままならなかったハイティンハは、比較的若い32歳という年齢で引退することを決めた。30歳を過ぎた頃から衰えを隠せなくなったが、スペイン、イングランド、ドイツでもそのキャリアを満喫した。オランダ代表としても史上10位タイとなる87キャップを記録。
ネマニャ・ヴィディッチ(元セルビア代表/34歳)
今シーズン、インテルで出場がなかったヴィディッチは、1月に相互合意のもと契約を解除。その後、現役からの引退を発表した。彼については、いうまでもなくトロフィーに溢れたマンチェスター・Uでの偉大なる8年間が最も記憶されていることだろう。当時の彼は世界最高のDFのひとりであり、アレックス・ファーガソン監督が獲得した最高の選手のひとりでもあった。
ワルテル・サムエル(元アルゼンチン代表/38歳)
最も屈強なDFを3人思い浮かべるなら、ワルテル・サムエルもそのなかに入るだろう。バーゼルで2シーズンを過ごした彼は引退を決意した。レアル・マドリードでの1年を除いて、サムエルどんな時でも常にディフェンスラインの“壁”として立ちはだかった。インテルではジョゼ・モウリーニョ監督のもとトレブル(三冠)も経験。アルゼンチン代表においても56キャップを刻んだ。
■MF
※ミケル・アルテタ(スペイン/34歳)
かつては安定感とバランスに優れた素晴らしいMFだったアルテタだが、この数年間はケガに悩まされてきた。直近の2シーズンで出場できたのは25試合のみだった。(※すでにコーチングライセンス取得に向けて動き出しているが、まだ正式な引退発表はしていない)
ジャーメイン・ジーナス(元イングランド代表/33歳)
かつては無尽蔵のスタミナを誇るエレガントなMFだったジーナスは、32歳にして引退を決断。長年苛まれてきたひざの故障のため、2014年夏にクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)を退団して以降は無所属となっていた。2002-03シーズンは『PFA年間最優秀若手選手賞』に選ばれたほか、トッテナムではリーグカップ優勝にも貢献。現在はコメンテイターとしての地位を自ら開拓し、いい仕事をみせている。
フアン・カルロス・バレロン(元スペイン代表/40歳)
今シーズンは敵地を訪れる度に相手チームのファンたちから拍手を送られたバレロン。スペインサッカー界で最も尊敬される選手のひとりとも言える。崇高で天才的なプレーメーカーだった彼は、“スーペル・デポル”(デポルティーボの黄金期)時代が最もよく知られている。リアソールで13年を過ごした後、故郷であるラス・パルマスへ復帰し、1部への昇格にも貢献。その素晴らしいキャリアを最高の形で締めくくった。
ロベール・ピレス(元フランス代表/42歳)
2011年にアストン・ヴィラを退団したピレスは、そこでキャリアが終わるだろうと思われていた。だが、それから3年後にインドのFCゴアに入団し、ピッチに舞い戻った。そんな彼を象徴するのはアーセナルでの輝かしい6年間だろう。2001-02シーズンには『年間最優秀選手』にも選ばれたほか、その2年後には無敗優勝を果たした“インビンシブルズ(無敵のチーム)”の一員にもなった。そんなピレスもついに現役を引退。それと時を同じくして彼の息子がアーセナルのアカデミー入りを果たしている。
■FW
ルカ・トーニ(元イタリア代表/39歳)
2006年ワールドカップで世界王者になるなど、彼の輝かしいキャリアに疑問を差し挟むことはできない。2012年頃から引退の噂があったが、ヴェローナ移籍後にこのベテランFWは再ブレイクを果たした。2014-15シーズンは37歳にして22得点と大活躍し、セリエAの得点王を史上最年長で獲得。年間ベストイレブンにも選ばれた。
ラウール・ゴンサレス(元スペイン代表/38歳)
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに破られるまで、レアル・マドリードの歴代最多得点者であったラウール(ゴール数は323)。彼は2年を過ごしたシャルケにおいても、レジェンドとして扱われている。その後、カタールを経て、MLS(メジャーリーグ・サッカー)のニューヨーク・コスモスに入団し、昨年末に現役引退を決めた。
ディエゴ・ミリート(元アルゼンチン代表/36歳)
今月、現役生活から引退したD・ミリート。彼とインテル時代をともに過ごしたジョゼ・モウリーニョ監督は謝意を示す手紙を送ったかもしれない。キャリア最盛期であったインテル時代のD・ミリートは得点を量産した。また、ジェノアとラシンにはそれぞれ2度在籍。そして、引退を決めたのは彼が育ったクラブであるラシンであった。
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By Qoly