セリエA昇格の残り1枠を決めるセリエBプレーオフ決勝のセカンドレグが9日に行われ、敵地でトラーパニと1-1で引き分けたペスカーラが2戦合計3-1で昇格を勝ち取った。
ホームでのファーストレグを2-0で先勝していたペスカーラは、開始5分に先制点を許す苦しい立ち上がりとなったが、57分にMFヴァレリオ・ヴェッレが貴重な同点弾を叩き込み、そのまま1-1で試合を終えた。
この結果、レギュラーシーズン4位のペスカーラが、同3位のトラーパニに3-1で勝利。元イタリア代表DFのマッシモ・オッド監督が指揮するペスカーラは、レギュラーシーズンに27得点を奪って得点王に輝いたFWジャンルカ・ラパドゥーラがプレーオフでも3得点の活躍を見せた。
昨シーズンはプレーオフ決勝に駒を進めながらボローニャに敗れて苦渋を飲んだが、今シーズンのプレーオフではトラーパニに競り勝ち、2012-13シーズン以来4年ぶりとなるセリエA復帰を決めた。